2014年11月04日

フォント選び。文字組

媒体、ターゲット、トレンドなどの状況、またデザイナーによって、
選択されるフォントの選択や文字組の方法は変わると思うので、
あくまでもローカルルールについて、基本的なことを述べていきたい。
(テーマが壮大なので、今後も加筆・修正の予定)


最初に「見出し」と「本文」について考えてみる。

フォント選びは、単にどのフォントを使うかではなく、
字間・行間・段落の大きさ・本文と見出しの大きさの差といった
パラメータの設定も同時に必要となる。

それぞれのパラメータは最初から「これ」って決め込めたらいいのだけれど、
実際には、調整を繰り返しながらモアベターを追う感じで、
ある程度の決めごとをしておいてから、
文字組全体を意識しながら、試行錯誤もまじえつつ
テキストを配置しながらレイアウト作業の中盤位まで変化・調整を繰り返す。

印刷物やWEBなど、参考になるものがあれば
その共通項を探しながら、より相応しい表現を求めたいところだ。




ある程度の決めごとの指針とするのは、

1)ゴシック系か明朝系か。
まるっきりどちらかにするか、ハイブリッドにするか。
ハイブリッドにする場合はどちらの割合を多くするか。

2)本文と見出しの大きさ
本文の文字サイズを基本に、見出しのサイズを決めていくのだけれど
チラシのような、見た目のインパクトが必要な媒体の場合は
その差はとても大きく、また、一定サイズにならないことも多く
そういった数値で決めにくい場合は、
本文との大きさの差をどれくらいの段階をつけていくか、を考える。

3)ライトかヘビーか。
一般的には見出しは、太いフォントを使うけれど、
細いフォントを使って、あしらうこともある。
本文は可読性をどこまでもたせるか、がポイントになる。
とても細いフォントを使った本文だとしても、大きさが一定以上有れば良い選択になるかもしれない。
手書き文字のように、多少読みにくい文字でも、表現によっては相応しい選択になる。
ライトかヘビーかは、そのことだけを考えるのではなく、
2)の大きさと同時に考えることで、その時々の最適解へ近づきやすい。

















posted by CSSベースでのHTML(XHTML)レイアウト入門講座<polka> at 10:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | CSSベースのHTMLコーディング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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